12万円で世界を歩く (朝日文庫)



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12万円で世界を歩く (朝日文庫)
12万円で世界を歩く (朝日文庫)

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航空運賃が高い

1990年に出た単行本の文庫化。
 貧乏旅行作家として知られる下川氏の実質的なデビュー作。12万円で世界各地を旅行するという過酷な企画。本書をきっかけに、下川氏はアジアを題材とした紀行文を発表するようになったという。
 1988-89年に『週刊朝日』に連載されたもので、全12篇が収められている。東南アジア、ネパール、ニューヨーク、キューバ、中国などを訪れているのだが、とにかく航空運賃が高い。それで予算のほとんどを使い切ってしまい、後は極貧生活になる。現在ではだいぶ状況が変わっている(航空運賃の値下げ)が、工夫と根性でなんとかなるものだと教えられた。
 雑誌連載ということで、各章がずいぶん短いのが残念。
 12回の旅で、同行したカメラマンは10人にのぼる。みんな、二度と嫌だと言って逃げ出したんだろうな。
サラリーマンにこそ読んでほしい

本書を初めて読んだのは高校生のときでした。
社会人になった今でも、読み返すと旅に憧れた日々を思い出します。

「よし、お盆に有給ぶつけて、ちょっとでも長い旅に出ようか」

そんな気持ちにさせてくれる一冊です。
愉快な刺激が味わえる

12万円で世界なんてと思っていたら本当に行っていた。微妙に予算をオーバーしちゃったりするのがいい。語り口調も気取った感じが無く、妙な感傷に浸るでもなく、いきなりザックリ旅の途中から文章が始まるところなんかもすごくいい。いったいこの人はなんでこんな仕事を受けてしまったのか不思議に思わせるが可哀相とは感じさせず、僕を見知らぬ国境付近まで連れて行ってくれる。過酷な旅なのに文体が柔らかいのが凄く面白く読みやすい。
時代は流れたので旅行代金の参考にはならないところが多いけれど、マゾ的世界旅行が趣味の人にはたまらない一冊だ。
「電波少年」的、笑い・涙・忍耐

深夜特急にはまり、それからというもの旅に関する本を読み漁っていた。

この本は何よりタイトルが衝撃的だった。
本当に12万で世界一周できるのだろうか?

実際には世界一周のほかに特定の地域に絞っての旅行記が数パターン載せられている。

旅の内容を見て、これは80年代の「電波少年」だと思った。
ただ企画の内容は電波少年よりも過酷だと感じた。
映像に残さなかったのが残念である。

個人的に好きなのは、「28日間世界一周」である。
シベリア鉄道がいかに過酷か、というのが非常に生々しかった
と同時に実際に自分も体験してみたくもなった。(いつになるかは分からないが・・・)

深夜特急がやや硬い語り口になっているのに比べ、この本は砕けた感じの文調になっている。
その点が、この本の良さであり、面白おかしく、ならぬ、面白生々しく読むことができるのではないだろうか。
週刊朝日の連載を読み

大分触発されたというかアジアに興味を持つ下地ができました。
ごく個人的なきっかけもあったもののここ10年頻繁にマレー半島を
旅しているのはこの本によるところ大。

アジア以外でも、キューバ編の青い海は大分触発されてしまって、
キューバはいけないけど、カリブ海には行ってみよう、と思い
ジャマイカに行ってしまったことも。

一方約15年の月日で資料的価値は大分薄れてしまった。
航空券はやたら安くなって、中国行くのに鑑真号に乗っても
節約にはならないし、アメリカ行きのチケットはピークを外せば
何都市か周遊できるやつが12万円の予算で十分まかなえる。
(ただし、日本発の格安チケットの多くははいまだ代理店経由の
おかしな売られ方をしてますが)

現地発のチケットやホテルの予約などもネットで大分できる。
さらに一方で、他人の往復チケットの復路を安く買うという
方法はセキュリティのためまず不可能。

それでも旅行に行きたくなる読み物としては評価できる。
「貧乏旅行の下川さん」の他の著作を読み漁るきっかけにもなる本。



朝日新聞社
5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫 (し-57-1))
笑うバックパッカー (双葉文庫)
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)
笑うバックパッカー〈2〉 (双葉文庫)







         
         
         
         

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