とるこ日記―“ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記



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とるこ日記―“ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記
とるこ日記―“ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記

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いいですねコレ

好きな作家2人+旅行記好きとして読みました。なんというか、脱力系です。乙一さんと定金さんと生きてきた時代が同じだとツッコミや解説がかなり楽しめますね。十代以上三十代未満の年齢の方へお勧めです。写真や解説がしっかりしていて意外にトルコが掴めますし、旅行記としても十分楽しめます。何より気楽に読めるのが最高ですね。ただ指摘があるように、ツッコミの部分が少々読みにくい構成であるのが残念です。あと、タモリへの執着は何でしょうね・・?
やる気マンマンの旅行記を求めない非体育会系の人たちへ

脱力してた乙一『小生日記』のノリでとるこに旅行。
乙一でも海外に行ったら感動とか、人生観が変わるとか
アクティブで眩しい人間になってしまうのだろうか。
そんな期待(?)も、不安(?)も無駄であった。
とるこであろうが、日本であろうが乙一である。
定金と松原の3人で多少精神的圧迫は受けているようだが
寝たいときはホテルに一人残り昼まで寝るし、街もさまよう。
ドミトリーに泊まっても交流という手段は己の内部のみで活動し
ルームメイトとはきちんと壁を作る。
ひきこもりの優等生乙一と定金である。
巻末の袋とじ『毒殺天使』乙一著は、紙質が硬度でないので慎重にカッターを操作すべし。
ハヤル気持ちに負けると、破けます。(私みたいに・・)

爆笑間違いなしの後ろ向き旅行記

WEBで連載時から欠かさず読んでいた、三人の旅行記が出版されました。基本的に定金さんが文章を書き、それに乙一さん、マツバラさんが突っ込みを入れるという形で進みます。出版に当たって加筆がなされ、新たなコラムっぽい文章や座談会が加えられています。巻末には乙一の小説もあります。

 この定金さんという作家さんは全く知らなかったのですが、この人がとにかく面白く爆笑させてくれる上に、そこに乙一さんがブラックに乗っかり、マツバラさんが冷静にツッコムという役割分担がまた笑いを倍増してくれます。とにかく読んでいる間は笑いつづけでした。

 旅行記としての部分も、定金さんは期待するなといっていますが、充分にトルコの雰囲気を味あわせてくれます。スリや詐欺の恐怖におびえながら、あくまで後ろ向きながらトルコに徐々になじんでいく様子がうまく出ていて、巷の、そんな旅行はしない、という旅行記よりも共感が持てるものです。

 ただ、WEBでの連載と比べると、WEBでは言葉をクリックするとつっこみが出てくるようになっていたのですが、本では見開きの右ページに突っ込みが独立して書かれていて、多少読みづらくなっていたのが残念です。本を買われた方は是非WEBでも読んでみてください(本にパスワードが載っています)。WEBの連載はジャンプ(集英社の)のページにあります。各著者のホームページからも行けます。

 乙一さんの小説「毒殺天使」ですが、定金さんが言うようにさすが暗黒小説家、どうかしてる話でした。
気軽に……


気軽に読むのに最適だと思います。
日記とツッコミが交互になっているので多少読みづらいとの評価もありますが、案外こっちの方がテンポが良くていいと自分は思いました。

カラーページもあってトルコの綺麗な風景を楽しめますが、トルコの恐ろしさもわかります。


あと乙一の短編が読めるということはファンにとって嬉しいと思います。


最後に、この本のお陰でタモリさんが大好きになりました(笑)

日頃笑う機会がない人は是非どうぞ。


個性派作家3人組のダメダメ旅行

誰もこの3人に“役に立つ旅行記”は望んでいないとは思いますが、
本当に旅の途中の馬鹿な会話や出来事を綴っているだけの本でした(やたらタモリネタが多い)。
3人の薄暗さが好きな人にはたまりませんね?。
馬鹿な男二人を松原先生が冷ややかにかつ温かく見守る関係がいい!
男だの女だのにこだわることなく、同じ部屋に泊まって堂々と洗濯したパンツを干せる仲良しっぷりがいい!
ぜひまた3人で何かやってほしいなぁ。

一つ問題なのは読みにくいとこ。
定金先生の日記をベースにあとの二人がツッコみ、
さらにそのツッコミにもツッコみ...という流れなので
前後のページをいったりきたりしないと読めないんです。
これが異常に疲れる!!
うーん、残念。



集英社
タフガイのタフガイによるタフガイのための日記
小生物語
しゃべるいきもの (JUMP j BOOKS)
銃とチョコレート (ミステリーランド)
ジハード〈5〉集結の聖都 (集英社文庫)







         
         
         
         

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