反中vs.親中の台湾 (光文社新書 351)



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反中vs.親中の台湾 (光文社新書 351)
反中vs.親中の台湾 (光文社新書 351)

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緑と青、あるいは南北に分裂した台湾

タイトルだけ見ると、中台関係の本かと感じるが、主眼は複数政党制以降の台湾政党政治。加えて経済や日台関係も論じた。新書ながら、見通しの効いた説明で今世紀の台湾政治を把握することができる。複数政党制以後、2度の選挙による政権交代を経たことで、台湾は民主主義を完全に確立した反面、民進党のシンボルカラーの緑、同じく国民党の青になぞらえた、緑と青の対立が深刻になりつつある。従来言われてきたことだが、民進党はアイデンティティは南部・本省人、国民党は北部・外省人と、寄って立つアイデンティティの相違もあるだけに、理屈で解決するのは容易ではない。

実は、陳総統の時代、議会の多数派は国民党だった、だから、陳総統の提案を通すと言うのは至難の業だった。陳水扁の8年で彼の熱願した新憲法、中国政策は多く変わることはなかったが、結局それは、少数与党の議会でにことごとく却下されたことも大きい。馬総統は国民党だから、大統領と議会のねじれはなくなり、安定するのではないか。



光文社
愚か者、中国をゆく (光文社新書 (350))
不平等国家中国―自己否定した社会主義のゆくえ (中公新書 1950)
中国が予測する“北朝鮮崩壊の日” (文春新書 637)
台湾―変容し躊躇するアイデンティティ (ちくま新書)
ラブホテル進化論 (文春新書 620)







         
         
         
         

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